自動車保険見直しのポイント2

車種や車の性能等により、割引を受けられることがあります。

 

車の安全装置・エコカー

車にエアバッグ、ABS、衝突安全ボディ、盗難防止装置、横滑り防止装置などが搭載されている場合、保険料が安くなります。また、福祉車両、ハイブリッドカーなどのエコカーにも割引があります。

  • エアバッグ割引
    車にエアバッグがついてると保険料が割引になります。助手席にもエアバッグがある場合はデュアルエアバッグ割引となり、さらに安くなります。
  • ABS割引
    車にABS(アンチロックブレーキシステム)がついていると保険料が割引になります。
  • 衝突安全ボディ割引
    衝突安全ボディの車の場合、保険料が割引になります。(但し、保険会社によって衝突安全ボディの基準は異なります。)
  • 横滑り防止装置割引
    車に横滑り防止装置がついていると保険料が割引になります。
  • 盗難防止装置割引
    車に盗難防止装置(イモビライザー等)がついていると、車両保険の保険料が割引になります。
  • 新車割引
    初度登録年月から保険開始年月までの期間が25ヶ月以内の場合、車両保険の保険料が割引になります。
  • 福祉車両割引
    福祉車両の場合、保険料が割引になります。但し、この割引は後述のエコカー割引と同時に適用することはできません。
  • エコカー割引
    ハイブリッドカー・電気自動車等の低公害車、低燃費自動車、低排出ガス自動車の場合、保険料が割引になります。

 

複数台所有

2台目以降の車に保険をかける際、1台目の保険が11等級以上だと、通常の新規加入(6等級)よりお得な7等級からのスタートとなります。車種と年齢条件により割引率は異なり、7等級(A)〜(E)が適用されます。

年齢条件 等級 料率(+割増:−割引率)
年齢問わず 7A +10%(割増)
21歳以上 7B −10%(割引)
26歳以上 7C −30%
30歳以上 7D −30%
年齢条件の無い車種 7E −30%

但し、以下の条件を満たしている必要があります。(条件は保険会社により異なります)

  • 自家用自動車またはキャンピングカー
  • 個人契約(ノンフリート契約)
  • 2台目以降も上記の条件に当てはまる

 

車両保険の免責

車両保険を利用する際に自分が支払う金額(自己負担額)のことを免責額といいます。この免責額を高くする(事故の際の自己負担額を上げる)と、保険料が安くなります。逆に、免責額を低くする(または0にする)と、保険料は高くなります。